【食洗機vs手洗い】水道代・電気代徹底比較|本当に得なのはどっち?

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「食洗機って高いけど、使うと本当に節約になるの?」「手洗いのほうが水道代は安いんじゃない?」
こんな疑問を持ったことはありませんか?

今回は、食洗機と手洗い、それぞれの水道代・電気代を徹底比較
理系パパならではのデータ分析で、どちらが本当にお得なのか検証していきます!

比較条件を設定

まずは、比較の前提条件を明確にします。

  • 家族構成:4人家族
  • 洗い物回数:1日2回(朝・夜)
  • 使用する食器量:標準的な4人分

【食洗機のデータ】

  • 使用水量:約10L/回
  • 消費電力量:約0.8kWh/回(洗浄〜乾燥)

【手洗いのデータ】

  • 使用水量:約50L/回
  • うち半分(25L)をお湯で洗浄と仮定

データ比較|水道代・電気代・ガス代

【料金換算基準】

    • 水道代:約0.2円/L
    • 電気代:約21円/kWh

※この記事では2024年時点の標準的な電気代単価(21円/kWh)をもとに試算

  • 都市ガス代:約150円/㎥(1㎥=11,000kcal)

食洗機の場合(1回あたり)

  • 水道代:10L × 約0.2円 = 約2円
  • 電気代:0.8kWh × 約21円 = 約16.8円
  • 合計:約18.8円

手洗いの場合(1回あたり)

  • 水道代:50L × 約0.2円 = 約10円
  • ガス代(25Lを20℃上昇させる熱量に基づく):約6.8円
  • 合計:約16.8円

単純な光熱費だけを比較すると、若干食洗機のほうが高額(1回あたり2円UP)になりました。

年間コストシミュレーション

【1年間にかかるコスト(1日2回洗浄想定)】

食洗機
18.8円 × 2回 × 365日 = 約13,700円/年

手洗い
16.8円 × 2回 × 365日 = 約12,300円/年

年間料金も若干食洗機のほうが高額ですが、差はそれほど大きくありませんでした。

初期コストと耐用年数も考慮しよう

【食洗機】

  • 購入費用:7万〜15万円程度
  • 耐用年数:7〜10年(平均8年と仮定)

初期費用を8年で割ると、年間約1〜2万円の追加コストが発生します。

つまり、トータルコストを考えると、手洗いの方がコスト面では有利という結論になります。

さらに考えるべきポイント

金銭的コスト以外にも、重要な視点があります。

  • 時短効果: 手洗いよりも1回あたり約15〜20分節約可能
  • 水使用量の削減: 食洗機は手洗いの約1/5の水量で済む
  • 家事ストレス軽減: 毎日の負担を大きく軽減できる

特に、共働き家庭や育児中の家庭では、時間と精神的負担の軽減効果は無視できません。我が家でも食洗機は使用していますが、適当に食洗機に突っ込んでも綺麗に乾燥までしてくれる洗浄乾燥のクオリティの高さは手洗いより優れている気がします。また、手洗いした場合は、乾燥させるのに意外と場所を取ったりするのですが、食洗機は場所をあまり考えなくてよいのも利点かと感じています。(我が家的には乾燥場所問題を解決してくれるのは結構ありがたい)

まとめ|あなたにおすすめなのはどっち?

Webをググってみると、食洗機メーカーのランニングコスト比較の情報も多くあり、食洗機の方がお得!という記事も多いなか、本ブログではフラットな目線でランニングコストを比較し、食洗機のほうが若干高額だがほとんど変わらないという結果でした。その上で、手洗い or 食洗機をおすすめする人をまとめてみました。

【手洗いがおすすめな人】

  • 初期コストをかけたくない
  • 時間に余裕があり、家事負担が苦にならない
  • 節水・節約意識が高い

【食洗機がおすすめな人】

  • 時短・家事負担軽減を重視する
  • 水資源を効率的に使いたい
  • 初期投資を生活のQOL向上と捉えられる

ランニングコストは大きくは変わらないという前提で、「生活の質」まで含めて総合判断することが後悔しない選択につながるかと思います。

私も子育て中のパパとして、「数字」と「生活スタイル」の両面から考えることをおすすめします!

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