どの記事でも言ってる気がしますが、FIREを目指すときに最も大事な指標の一つが「貯蓄率」です。
そして、貯蓄率を大きく乗せるには、シンプルに「家賃」や「通信費」などの固定費を見直すことです。
中でも「電気代」は気になりつつも、感覚で素通りしがちな分野。
ここは理系として「数学的に」考えて、コスパ良く改善を狙ってみましょう!
そもそも電気代の計算方法がわからない、という方も多いと思いますので、どうやって電気代が決まっているのか参考にしてください。
すぐに省エネ家電に買い替えるのは難しいと思いますが、まずは普段よく使う家電の電気代を一度計算してみたり、今後の家電買い替えの際に参考にしていただけたらと思います。
私が実際に使っている家電での電気代計算例も紹介していきます!
電気代の計算方法をおさらいしよう
電気代を概算する基本的な計算式はこちらです。
- 必要な要素:
- 電気料金単価(円/Wh)
- 家電の消費電力(W)
- 使用時間(h)
- 計算式:
電気代(円)=家電の消費電力(W)×使用時間(h)×電力量料金(円/Wh)
※実際には家電の動作モードにより消費電力が変化したり、電気使用量により電力量料金が変わるので、あくまで概算です。
最も電気代を食う家電はどれ?~平均消費電力を数学的に分析
エアコン
寒さ暑さが激しい日は特に消費量が多くなります。
平均消費電力:600W(冷房)~2000W(暖房)
使用時間:5時間/日×120日
年間電気代:約24,000円
冷蔵庫
止めることなく24時間運転し続けるツワモノ。
平均消費電力:150W
年間電気代:約14,000円
洗濯乾燥機
特に乾燥機を使うと大量の電気を消費します。
平均消費電力:1000W以上
使用時間:1回/日×365日
年間電気代:約13,000円
テレビ
使用時間が長いため、結構電気代にも影響します。
平均消費電力:100W
使用時間:4時間/日
年間電気代:約4,000円
実例紹介!我が家のドラム式洗濯機の電気代を計算してみた
ここでは、実際に我が家で毎日使っている家電について、具体的に電気代を計算してみたいと思います。
対象は、ドラム式洗濯機(シャープ製)です。
1日あたりの電気代
この機種の洗濯~乾燥までの運転で消費する電力量は約2.2kWhとされています。
従量電灯型(燃料費調整額上限あり)プラン(1kWhあたり約21円で計算)を用いると、
2.2kWh × 20.21円 ≒ 46円/日
1か月あたりの電気代
46円 × 30日 ≒ 約1,380円/月
つまり、ドラム式洗濯機を毎日乾燥まで使うと、月に約1,320円の電気代がかかっている計算になります。
ちなみに我が家では、ドラム式洗濯機がなければ家事が成り立たないほど毎日大活躍してくれています。月に約1,380円でこれほど働いてくれるなら、あらためてコスパの良さを感じました。子育て世代に限らず、すべての家庭にドラム式洗濯機を。
まとめ~電気代の数学分析は貯蓄率向上に直結
いかがでしたか?「あれもこれも節約する」のではなく、「数学的に見て効果的な箇所に絞って改善する」ことが大事です。
ちなみに、2025年3月の我が家(4人家族)の電気代は7,877円でした。世間の4人家族の3月の電気代をググると18,969円とのことでしたので、電気代計算テクニックも使ってかなり頑張っているほうかと思います。
次は家賃や通信費も分析していきたいと思います!
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