【住宅ローン】繰上げ返済すべき?シミュレーションで今すぐチェック!
住宅ローンの返済中、こんな悩みを持ったことはありませんか?
- 手元に余裕資金ができたけど、繰上げ返済したほうがいいの?
- それとも資産運用に回したほうがトクなのか?
- 団信(団体信用生命保険)に加入しているなら、無理に返す必要はない?
結論から言うと、繰上げ返済が必ずしも正解とは限りません。
本記事では、簡単なシミュレーションを使いながら、あなたの場合は繰上げ返済すべきかどうかを整理していきます。
まずはシミュレーションしてみましょう
以下のシミュレータに、あなたのローン情報を入力してみてください。
繰上げ返済による総支払額の削減効果や、完済期間の短縮効果を簡単に確認できます。
住宅ローン繰上げ返済シミュレータ
(期間短縮型)
繰上げ返済すべきか?判断ポイント3つ
1. 繰上げ返済と資産運用、どちらが有利か?
ローン金利が0.5〜1.0%程度なら、資産運用(例えばインデックス投資)で年利3〜5%のリターンを目指すほうが得になる可能性もあります。
一方、繰上げ返済は「リスクゼロで確実な利息削減」という安心感があります。
どちらが自分に合っているか、リスク許容度や資金の使い道を考えて判断しましょう。
2. 団信に加入しているか?
住宅ローンを組むとき、ほとんどの方は団体信用生命保険(団信)に加入しています。
団信に加入している場合、もし万一のことがあれば残りの住宅ローンはゼロになります。
つまり、無理に繰上げ返済して手元資金を減らすよりも、団信による保障を活かして資産を残すという考え方もあります。
3. 手元資金は十分にあるか?
繰上げ返済によりローン負担は減りますが、手元資金が減ることで生活防衛力が下がるリスクもあります。
一般的には、生活費3か月分以上は残しておくことが安心です。
そのうえで、余剰資金があるなら繰上げ返済を検討してもよいでしょう。
我が家のローン戦略
参考までに、我が家では変動金利で住宅ローンを組んでいますが、
繰上げ返済よりも長期的な資産運用に利があると考え、よほど金利が上がらない限りは繰上げ返済しない方針です。
確かに繰上げ返済で借金が減るという安心感は魅力的ですが、金利が想定以上に上がった場合は、
そのときに繰上げ返済する選択肢も取れるように、手元資金に余裕を持たせています。
このように、「安心感」と「資産運用リターン」のバランスを取りながら判断することが大切だと考えています。
日本では変動金利が主流。金利動向に注意しよう
日本では、住宅ローンを変動金利で組んでいる方が非常に多いです。
変動金利は、金利が上がれば返済額も増えるリスクを持っています。
そのため、金利動向には常に関心を持ちましょう。
住宅ローンは金額も大きい金融取引ですので、仕組みをしっかり理解し、
正しい知識をもとに賢く判断できるようにしていきましょう。
まとめ|「繰上げ返済すべきか」は人それぞれ
繰上げ返済には確かにメリットがありますが、資産運用の可能性、団信の保障、手元資金の余裕、金利動向など、総合的に考えることが大切です。
まずはシミュレーションで効果を確認し、あなたにとってベストな選択を見つけましょう!
ぜひいろいろなパターンでシミュレーションしてみてくださいね!
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