「自分の貯蓄率って、平均と比べてどうなんだろう?」そう感じたことはありませんか?
この記事では、日本人の平均貯蓄率を紹介しつつ、あなた自身の貯蓄率を簡単に診断できるツールもご用意しました。
ぜひ最後までチェックして、自分の位置を確かめてみましょう!
貯蓄率ってどうやって計算するの?
そもそも「貯蓄率」とは、手取り収入(=可処分所得)に対して、どれだけ貯蓄できているかの割合です。以下の式で簡単に求められます:
貯蓄率(%)=(手取り収入 − 支出)÷ 手取り収入 × 100
たとえば手取り月収30万円で支出が24万円の場合、差額の6万円が貯蓄です。このとき、貯蓄率は:
- (30万円 − 24万円) ÷ 30万円 × 100 = 20%
この貯蓄率が高いほど、将来の資産形成がしやすく、FIRE(早期リタイア)にも近づくと言われています。
1. みんなの貯蓄率って、実際どのくらい?
まず、日本人の平均貯蓄率を見てみましょう。
世帯構成によって貯蓄率には大きな違いがあります。以下に、単身世帯と二人以上世帯の平均値を示します。
単身世帯の貯蓄率(年代別平均)※1
- 20代:約18%
- 30代:約17%
- 40代:約14%
- 50代:約14%
- 60代:約10%
二人以上世帯の貯蓄率(年代別平均)※1
- 20代:約14%
- 30代:約14%
- 40代:約12%
- 50代:約12%
- 60代:約11%
貯蓄率データの考察
- 単身世帯の方が全体的に貯蓄率が高い傾向にあります。特に20代・30代では3〜4ポイントの差が見られます。
- 単身者は自分の裁量で支出をコントロールしやすいため、貯蓄に回しやすい環境があると考えられます。
- 二人以上世帯では、家族構成や教育費、住居費などの固定支出が重くなりがちであり、手取り収入に対する貯蓄の割合は低めに出ています。
- 60代になると両者とも貯蓄率が下がる傾向にあります。これは年金生活に入ることで収入が減る一方で、一定の支出が続くことが要因と考えられます。
このように、貯蓄率は年齢とともに自然に上昇していくとは限らず、30代前後がピークでその後は横ばいまたは下降傾向にあることが読み取れます。
2. あなたの貯蓄率を診断してみよう
それでは、あなた自身の貯蓄率を計算してみましょう!
以下の簡単な診断フォームに手取り月収と月支出を入力してみてください。
いかがでしたか?あなたの貯蓄率をしっかり把握できましたか?
3. あなたの位置はどのあたり?
あなたの貯蓄率が、先ほど紹介した世間の平均と比べて、
- 平均以上 → Good!さらに資産形成を加速させましょう
- 平均未満 → これからの対策で十分に挽回可能です
いまは平均未満の場合でも、最低限の黒字家計、もしくは貯蓄率10%を習慣化できるところから始めましょう。
4. 貯蓄率を上げるための3つのコツ
- 固定費を削減する(例:通信費、サブスク、保険の見直し)
- 支出管理を習慣化する(家計簿アプリを活用)
- 収入アップを目指す(副業、昇進・転職を検討)
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小さな改善を積み重ねるだけでも、貯蓄率は確実に上がります。
5. まとめ
平均貯蓄率を知り、自分の位置を把握することは、資産形成への第一歩です。
「自分にはまだ早い」と思わず、今日から少しずつ意識を変えていきましょう!
※1 出典:住友生命「未来応援研究所」https://www.sumitomolife.co.jp/lineup/mirailabo/data/20dai_chochiku.html
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